砂のオンナ

もうロンドンよ、いま。

Teenage Dream

最近ものすごく夢を見る。

内容は、春だからか、元来の夢女子気質スキルがあがったのか、ほぼ自分が主人公の恋愛絵巻。 恋愛っていうか性愛、セクシャルラブ。 おぼこい自分にはそれを表現する手法をもっていないくらいのことを、その絵巻の中でさせている。

あと登場人物はほぼ実在の人物。 芸能人とかじゃなくて、職場のひとや、知人、通勤中にみかけるアノヒトや、昔チョメチョメ手前の憧れの殿方とか触れようとおもったら、実際に触れられる距離感のひとたち。 あ、通勤中にみかけるアノヒトたち、向こうは自分の事をぜったい意識してるだろうけれど、面識はないのだから、突然触れたら、ダメよね。それがエチケットよね。

だから基本的に朝目が覚めると、多幸感に包まれている。このご時世、月曜日の朝に笑顔で「太陽さんおはようございます」とかカーテン開けて第一声に言えちゃうくらいの多幸感に包まれて毎週起きてるとか、寧ろ心配されるくらいの多幸感。

それにしても求愛行動中でもあるまいし、夢絵巻の頻度が多いのは、これはもはや私の問題ではなくて、なにかパワーラブ・アイテムみたいなものを無意識に購入してしまったんではないかって思い立った。

部屋を見渡してみる。

めぼしいものはない。ここ2週間で購入したものってコーヒーメーカーくらい。 「じぶん一人の時間がないとダメなほうっすから」って都内東横線沿いのワンルームをスタイリッシュに彩らせたい殿方が購入するようなのじゃなくて、ほんと機能性重視の無骨なコーヒーメーカー。

でも愛読書、イオナイオナ先生が小学生に語ってた。 コーヒーには催淫効果があるって。 そうね、たしかに、それかもしれない。 だからあなたも買ってみるといい。無骨でもスタイリッシュでもなんでもいいからコーヒーつくってくれる、コーヒーメーカー。 意中のアノヒトに夢の中でとんでもないことさせられるかもしれないから。